Apogee Therapeuticsは水曜日、湿疹治療薬の開発に向け、Blackstone Life Sciencesから最大13億ドル [1] の柔軟な資金調達を実施した。

このパートナーシップにより、臨床段階にある同バイオテクノロジー企業は、主要候補薬を最終段階の試験へと進め、商業的上市の準備を整えるために必要な資本を確保することになる。今回の資金調達により、既存株主の持分を即座に希薄化させることなく、大規模な開発を追求することが可能となる。

資金調達パッケージには、最大8億ドル [2] のシンセティック・ロイヤリティ(合成ロイヤリティ)が含まれており、さらに最大5億ドル [2] の追加資本へのアクセスが提供される。これらの資金は、中等度から重度の атоピー性皮膚炎の治療を目的とした抗IL-13抗体「zumilokibart」の第3相開発および商業化に充てられる予定である [3, 4]。

この合意は、中等度から重度の атоピー性皮膚炎患者を対象としたzumilokibartの第2相試験において肯定的なデータが得られたことを受けたものである [5]。非希薄化の資金を確保することで、Apogeeはコストのかかる第3相試験プロセスに伴う財務リスクを軽減しつつ、臨床パイプラインを前進させることができる。

水曜日の発表に対する市場の反応は分かれた。一部の報道では、NASDAQにティッカーシンボル「APOG」で上場しているApogee Therapeuticsの株価が、プレマーケット取引で約16パーセント上昇した [6] とされている。一方で、発表後の早朝取引で株価が下落したとする報道もあった [7]

Blackstone Inc.の投資部門であるBlackstone Life Sciencesは、同薬の上市への道を支援するため、戦略的資金提供を行う [1, 3]。

Apogee TherapeuticsはBlackstone Life Sciencesから最大13億ドルの柔軟な資金調達を実施した

この取引は、バイオテクノロジー企業が高額な後期臨床試験の資金調達にシンセティック・ロイヤリティを活用するという、拡大するトレンドを浮き彫りにしている。Blackstoneのような巨大投資会社と提携することで、Apogeeは、株価を下げることが多い二次的な株式発行を即座に行うことなく、競争の激しい атоピー性皮膚炎市場で戦うための財務的な余裕(ランウェイ)を得ることになる。