オーストラリア緑の党は、キャピタルゲイン税とネガティブ・ギアリングを含むオーストラリア労働党の税制改革パッケージを支持することに合意した。

この合意により、キャンベラでの立法上の停滞が解消され、これまで強い反対に直面していた議論を呼ぶ税制変更を政府が推進することが可能となる。この合意により、投資用不動産や資産への課税方法を変更することを目的とした改革案の通過が確実となった。

支持の見返りとして、緑の党は国家障害保険制度(NDIS)に関する調査の8週間の延長 [1] を勝ち取った。この延長により、政府が提案している障害者支援システムの抜本的な見直しを検討するための時間をより多く確保できることになる。

NDISのスケジュール以外に、今回の合意には緑の党が要求した譲歩策の一部として、スーパーアニュエーション(確定拠出年金)基金の修正も含まれた。この合意は2026年6月23日(火)に報じられ、連邦議会で税制法案を確実に成立させるための両党間の戦略的な妥協案となった。

今回の税制改革は、オーストラリアの税法において最も議論の的となっているネガティブ・ギアリングとキャピタルゲイン税を具体的に標的にしている。緑の党の支持を得ることで、労働党は上院での法案否決というリスクを回避した。

キャンベラの立法者たちは、住宅価格の手頃さと税の公平性を改善する手段として、長らくこれらの改革について議論してきた。NDIS調査の8週間の延長 [1] は、NDIS改革が利用者にどのような影響を与えるかについて、より厳格な精査を求めてきた緑の党にとって重要な成果となる。

緑の党は、NDIS調査の8週間延長と引き換えに、労働党の議論を呼ぶ税制改革を支持する。

この合意は、労働党政府が行政改革のスピードよりも財政政策を優先させた戦術的なトレードオフを意味する。NDIS調査の延期を容認することで、労働党は緑の党の支持なしには否決されていた可能性が高い、リスクの高い税制変更を通過させるために必要な議席数を確保した。一方、緑の党にとって、この延長期間は政府が刷新を行う前に、障害者サービスへの支援を強化するための窓口となる。