ブラジルの最高軍事裁判所は、ジャイル・ボルソナロ前大統領(自由党:PL)による上訴について判断するため、2024年6月24日に審問を行うことを決定した [1]

本件は、ボルソナロ氏の軍階級の法的地位を巡るものである。前大統領のアイデンティティは軍歴と深く結びついているため、この上訴の結果は、ブラジル軍の構造内における同氏の地位や法的特権に影響を与える可能性がある。

ボルソナロ氏は、マリア・エリザベス・ロシャ大臣による以前の決定に異議を唱えている [2]。その判決により、同氏は軍歴の中で得た大尉の階級を剥奪されていた [2]。今後の手続きは、最高軍事裁判所(STM)の本会議にて行われる [2]

法的な争点は、階級の剥奪が軍法の下で正当であったか否かである。ボルソナロ氏は、階級およびそれに付随する軍務上の名誉を回復させるため、決定の覆滅を求めている。裁判所の判断により、前指導者が大尉という正式な肩書きを維持するのか、あるいは剥奪されたままとなるのかが決まる。

今回の審問は、前大統領が直面している数多くの法的課題の一つである。STMはブラジルにおける軍事司法の最高権威であり、この特定の上訴に対する判決は、階級の行政的剥奪に関して最終的なものとなる [1]

ボルソナロ氏の法的代表者は、階級の剥奪は不適切であったと主張している。裁判所は今後、これらの主張をロシャ大臣による当初の判決と照らし合わせ、大尉の階級を復職させるべきかを判断する [2]

最高軍事裁判所は、2024年6月24日に審問を予定している。

この裁判は、刑事責任よりも、軍の階級制度におけるジャイル・ボルソナロ氏の象徴的および行政的な地位に関するものである。ブラジルにおいて軍の階級は社会的に、また政治的に大きな意味を持っており、大尉の階級を回復することは、民事裁判所で法的課題に直面しているにもかかわらず、同氏の軍歴が正式に認められたことを意味することになる。