連邦医学評議会(CFM)は6月2日(火)より、ブラジル全土で美容目的のPMMA使用を禁止した [1]。
この禁止措置は、ポリメチルメタクリレート(PMMA)に関する重大な安全上の懸念に対処したものである。この永久性フィラーは、深刻な健康被害や患者の死亡例に関連している [2]。CFMは、この物質を制限することで、国内の美容外科分野における回避可能な被害をこれ以上防ぐことを目的としていると述べた [2]。
決定は5月29日に最終確定した [3]。禁止措置はすべての美容目的の増量処置に適用されるが、CFMはHIV/AIDS患者の脂肪萎縮症(リポディストロフィー)の治療に限り、特定の例外を設けている [1]。
PMMAは、顔や体にボリュームを出すために使用される合成ポリマーである。しかし、その永久的な性質から、一度注入されると除去することが困難である。CFMは、患者の健康へのリスクが全国的な禁止措置の主な要因であるとした [2]。
医療当局は現在、すでにこのフィラーを注入した患者の安全性に焦点を当てている。また、CFMは国家衛生監督庁(Anvisa)に対し、同物質に対するより広範な禁止措置を講じるよう要請した [4]。
本規制に違反した医師は、医学評議会による懲戒処分の対象となる。この措置は6月2日付で即時適用される [1]。
“連邦医学評議会(CFM)は、ブラジル全土で美容目的のPMMA使用を禁止した”
この規制の変化は、ブラジルにおいて永久性フィラーへの監視が厳格化し、美容上の需要よりも患者の安全を優先させる方向へ動いていることを示している。HIV/AIDSに関連する脂肪萎縮症に例外を設けることで、CFMは選択的な美容増量と、慢性疾患に対する必要な医学的治療を明確に区別している。





