ブラジル保健省は2024年6月8日(月)、Butantan-DVワクチンを用いたデング熱ワクチン接種戦略を一時的に停止した [1]

今回の停止は、ブラジルがデング熱対策における自律性の向上を目指す中で行われた。国内開発ワクチンの展開停止は、公衆衛生上の目標達成を遅らせ、国家予防接種プログラムへの信頼に影響を与える可能性がある。

当局がこの措置を講じたのは、ワクチン接種後の監視システムにより42件の深刻な副反応が特定されたためである [1]。保健省はこれらの報告を調査するため、全国的に戦略を停止した [1]

医療専門家は、すでにワクチンを接種した人々に対し、健康状態を監視するよう助言している。Lorena de Castro Diniz氏は、接種者は接種後21日間にわたり、発熱、嘔吐、頭痛などの症状に注意すべきであると述べた [1]

これらの症状が現れた患者は、直ちに医師の診察を受けることが強く推奨されている [1]。21日間の監視期間は、Butantan-DV製剤に対する遅延性反応を特定する上で極めて重要である [1]

Butantan-DVワクチンは、同国の保健戦略の柱となることが期待されていた。以前の報告では、統一保健システム(SUS)が2026年からこのブラジル製ワクチンの提供を開始する計画であったことが示されていた [3]

一部の報告では、2024年6月9日(火)に接種戦略が発表されたとされていたが [2]、保健省による6月8日の停止措置はそれらの主張に先んじている [1]

保健省は、Butantan-DVワクチンを用いたデング熱ワクチン接種戦略を一時的に停止した。

Butantan-DVワクチンの停止は、デング熱予防という急務と、ワクチン展開に求められる厳格な安全性要件との間の緊張を浮き彫りにしている。本ワクチンは国内生産であるため、調査結果次第で、ブラジルが医薬品の自律性という目標を達成できるか、あるいは国民を保護するために、より高価な海外製代替品に頼らざるを得ないかが決まることになる。