大統領選への出馬を目指すロナウド・カイアド氏(PSD)は、ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルバ大統領が「イエス・マーチ(March for Jesus)」を欠席したのは、参加者からのブーイングを避けるためだったと述べた [1]

この発言は、次回の選挙を前に、現政権とブラジルの影響力を持つ福音派コミュニティとの間で政治的な分断が深まっていることを浮き彫りにしている。同イベントは宗教的保守派の主要な集まりであるため、大統領の不在は野党による批判の焦点となっている。

カイアド氏は2026年6月4日(木) [1]、サンパウロで開催された同イベントの中でこの発言を行った [2]。同氏は、大統領がマーチに参加している宗教的な人々からの支持を得ていないと述べた。カイアド氏によれば、欠席という決定は、公の場での拒絶反応を防ぐための戦略的な動きだったという。

カイアド氏は、「ルラ氏がイエス・マーチに出席すれば、激しいブーイングを浴びただろう」と述べた [1]

イエス・マーチは1993年から開催されており [3]、市内最大級の宗教的デモンストレーションの一つとなっている。カイアド氏は、大統領の不在を一般国民との断絶の兆候として位置づけるためにこの機会を利用した。

「マーチを欠席したことで、ルラ氏は国民に不適合である」とカイアド氏は述べた [2]

カイアド氏の批判は、大統領の政策とイベント参加者の価値観との間にある乖離に向けられている。不在を「公衆の拒絶への恐怖」として描くことで、PSDの候補者である同氏は、宗教的な有権者にとってより親和性のある代替案として自らを位置づける狙いがある。サンパウロでのイベントには多くの群衆が集まり、さまざまな政治家が信仰ベースのコミュニティにおける政権の地位に異を唱えるプラットフォームとなった。

「ルラ氏がイエス・マーチに出席すれば、激しいブーイングを浴びただろう」

このやり取りは、ブラジル政治における福音派の票の決定的な役割を強調している。注目度の高い宗教イベントへの大統領の不在を標的にすることで、カイado氏は現政府のプラットフォームに疎外感を感じている保守的なキリスト教徒の間で支持を固めようとしている。