ベネズエラで2回の大規模な地震が発生し、200人近くが死亡したことを受け、カルガリーに住むベネズエラ人コミュニティが家族との連絡に奔走している [1]。
この災害により、ベネズエラ中北部の通信網が遮断され、甚大な被害が出た。数千人が避難を余儀なくされ、悲しみに暮れる家族は不透明な状況に置かれている。カナダの在外住民にとって、信頼できる情報の不足は、自然災害を生存者の消息を求める絶望的な捜索へと変えた。
地震が発生したのは2026年6月26日(水)である [3]。記録された2回の地震のマグニチュードはそれぞれ7.2と7.5であった [2]。これらの強力な揺れは首都近郊を襲い、広範囲にわたる壊滅的な被害と、インフラの深刻な崩壊を招いた。
カルガリーのベネズエラ人コミュニティのメンバーは、断続的にしか繋がらない電話回線やSNSを通じて、親族に連絡を取ろうと一日を費やした。一部の住民は、被災地への支援金を集めるための募金活動を開始している。
「本当に怖かった」と、カルガリー在住のパエス氏は語った [4]。
通信遮断による精神的な打撃は深刻だ。多くの在外住民が、親や子供の安全を確認するため、たった一つの信号や短い音声メッセージを待って数時間を過ごしたと報告している。
「水曜日の夜に電話を取ったとき、最初に聞こえてきた言葉は『私は……』だった」と、ヘスス・アルゾラ氏は述べた [5]。
アルバータ州の地元団体は、コミュニティがこの出来事によるトラウマを乗り越えられるよう支援に当たっている。ベネズエラ国内の破壊規模が大きいため、救助活動は困難を極めており、緊急対応チームは中北部の回廊にある最激甚被害地域へのアクセスに苦慮している。
“「本当に怖かった」”
この状況は、母国で危機が発生した際のディアスポラ(在外共同体)の脆弱性を浮き彫りにしている。自然災害と脆弱なインフラが組み合わさることで、家族が孤立してしまう。災害発生直後の数時間に非公式な通信手段に頼らざるを得なかった事実は、国際的な在外拠点と現地の災害対応区域との間の緊急調整における重大なギャップを強調している。



