カナダは、日本、英国、イタリアが主導する共同戦闘機開発プログラムへの参加に関心を示している [1]。
この動きは、北米の防衛調達における潜在的な転換を意味し、カナダとグローバル戦闘航空プログラム(GCAP)パートナー間の戦略的関係を強化するものである。カナダが参加すれば、次世代機の産業基盤と運用能力が拡大する可能性がある。
カナダのマクギンティ国防相は6月24日、日本の小泉進次郎防衛相と会談した [2]。会談の中でマクギンティ氏は、カナダが同プログラムに関心を持っており、プロジェクトに関する詳細な情報を求めていると述べた [1]。また、カナダがオブザーバーとして参加する可能性についても検討したと付け加えた [1]。
マクギンティ氏は6月25日、日本記者クラブでの記者会見で戦略的目標について詳しく説明した [3]。同氏は、将来的な航空能力を見据える上で、信頼できるパートナーと協力することがカナダの優先事項であると述べた [1]。
「共に何かを製造できればプラスになるため、より詳細に知りたい」とマクギンティ氏は語った [1]。
GCAPプロジェクトは、2035年の配備を目指して次世代戦闘機を開発することを目的としている [1]。現在、このプログラムは日本、英国、イタリアの3カ国による取り組みであり、高度なステルス性能と無人戦闘能力に焦点を当てている。
カナダの照会は、将来的な参加の可能性と共同製造の機会に重点を置いている [1]。カナダ政府は、信頼できる国際的な同盟国との協力により、自国の航空優勢能力を最新の状態に保つことを目指している [1]。
“「共に何かを製造できればプラスになるため、より詳細に知りたい」”
カナダがGCAPに関心を示していることは、従来の米国中心の調達を超えて防衛パートナーシップを多様化させたいという意向を示唆している。2035年を目標とするプログラムでのオブザーバー資格や製造上の役割を求めることで、オタワは日本、イタリア、英国の複合的な産業力を活用しつつ、自国空軍の長期的な技術ロードマップを確保しようとしている。



