シェフのヴィシュヌ・マノハール氏は、2026年6月7日 [2]、マハーラーシュトラ州ナグプールにおいて3,000kg [1] のタリ・ポハ(Tarri Poha)を調理した。

このイベントは「世界ポハの日」に合わせて開催され、世界記録への挑戦を兼ねている。これほどの規模で料理を調理することで、ナグプールの伝統的な食文化の知名度を高め、同市の食文化を世界に発信することを目指している。

タリ・ポハはインド中部の主食であり、押し潰した米(ポハ)に「タリ」と呼ばれるスパイシーなグレービーソースを組み合わせたのが特徴だ。3,000kg [1] という目標量を達成するためには、膨大な量の食材を扱う工業用サイズの設備が必要となった。

マノハール氏は、このプロジェクトが地域のアイデンティティにおけるこの料理の重要性を強調するために設計されたと述べた。「目的は、ナグプールのポハが私たちの誇りであり、インド中部の主食であることを世界に示すことだ」とマノハール氏は語った。

今回の挑戦は、料理の量だけでなく、地域の遺産の促進にも重点を置いている。地元主催者はこの機会を利用し、インド各地にある他のポハとは異なる、ナグプール版ならではの調理法に注目を集めた。

世界記録への挑戦を世界ポハの日と合わせることで、この料理に対する国際的な注目を一時的に集中させることを狙った。こうした取り組みは、大規模な料理イベントを通じて、特定のインド都市への観光誘致や文化的認知度を高めようとする近年の傾向を裏付けている。

シェフのヴィシュヌ・マノハール氏が、ナグプールで3,000kgのタリ・ポハを調理した。

このイベントは、地方自治体レベルでの「料理外交」という広範な戦略を反映しており、地域の特産品を市のグローバルブランド構築に活用している。世界記録に挑戦することで、ナグプールはタリ・ポハを単なる地域の朝食から認められた文化的象徴へと移行させ、マハーラーシュトラ州へのガストロツーリズム(食文化観光)を促進させる狙いがある。