学生主導の「Cockroach Janta Party(ゴキブリ・ジャンタ党)」が、2026年6月6日、デリーのジャンタル・マンタルで初の地上抗議デモを行った [1]。
このデモは、バイラル化したデジタル上の運動が、物理的な政治勢力へと移行したことを示すものである。同グループは、政府当局に反対する若者を動員することで、失業問題や教育インフラに対する国家の対応に異議を唱えている。
この運動はAbhijeet Dipke氏によって設立された。きっかけは、最高裁判所の判事が失業中の若者を「ゴキブリや寄生虫」に例えたことだった [2]。この発言を受けて学生たちが組織化し、体系的な教育改革とダルメンドラ・プラダン教育大臣の辞任を要求するに至った [3]。
SNS上の現象として始まったものの、その影響力は甚大である。Cockroach Janta PartyはInstagramで2,200万人のフォロワーを集めている [4]。このデジタル上のリーチが首都での集会の原動力となり、創設者のDipke氏は参加者に平和的な抗議を維持するよう呼びかけた [5]。
イベントには活動家のSonam Wangchuk氏が参加し、Aam Aadmi Party、Uddhav Sena、インド共産党を含む複数の政治団体から支持を得た [6]。インドの失業した若者の窮状を浮き彫りにしようとする同グループの動きに合わせ、警備が強化された中で集会が行われた [5]。
主催者は平和的な実施を呼びかけたが、デモは警察の介入なしには終わらなかった。抗議活動の終了時に、6人の抗議者が拘束された [7]。
“Cockroach Janta PartyはInstagramで2,200万人のフォロワーを集めている。”
Cockroach Janta Partyの台頭は、インドにおける「デジタル第一」の政治動員の拡大傾向を示している。司法によって使われた蔑称をあえて自称することで、この運動は侮辱を抵抗のブランドへと転換させた。AAPやCPIといった既成政党からの支持は、教育や雇用に関するこの運動の不満が、現政権に挑むためのより広範な政治戦略に組み込まれつつあることを示唆している。





