コロンビア当局およびコロンビア赤十字社(Cruz Roja Colombiana)は、ボリバル州、コルドバ州、スクレ州、およびラ・グアイラ州が洪水のリスクにさらされていると発表した [1]

この警告は、コロンビア水文気象環境研究所(IDEAM)が赤道太平洋におけるエルニーニョ現象の発生を確認したことを受けたものである [1]。この現象により異例の豪雨がもたらされており、急激な水位上昇や地盤の不安定化の影響を受けやすい沿岸部および河川流域のコミュニティにとって、不安定な状況が生じている。

報告によると、2026年にはこれらの異例の豪雨により約33万5000人が影響を受けている [2]。リスクは洪水にとどまらず、地盤の不安定化により地域全体で土砂崩れの可能性が高まっている。国家全体の状況を見ると、現在は130以上のムニシピオ(基礎自治体)が、火災と土砂崩れの両方に対してレッドアラート(最高レベルの警戒)が出されている [3]

これらの災害に対する警報システムは、2026年2月27日から稼働している [2]。一部の報告では、特にアンティオキア州、コルドバ州、スクレ州、ボリバル州のカウカ川流域のリスクが強調されているが、他の情報源ではラ・グアイラ州も高リスク地域に含まれている [1, 2]。

コロンビア赤十字社の緊急対応チームは、避難の調整と救援活動を行うため、状況を監視している。IDEAMは、現在のエルニーニョサイクルが地域の気象パターンにいつまで影響を与えるかを判断するため、引き続き赤道太平洋の追跡調査を行っている [1]

現在、130以上のムニシピオが火災と土砂崩れの両方でレッドアラート下にある。

現在の気候の変動性は、コロンビア北部の州がエルニーニョサイクルに対して極めて敏感であることを示している。一部の地域で洪水リスクが発生し、別の地域で火災リスクが発生するというこの現象は、コロンビア赤十字社や地方政府にとって災害対応を複雑にしており、相反する災害が同時に発生する状況に対処するための二極的な戦略アプローチが求められている。