コロンビアでは6月23日(日)、グスタボ・ペトロ大統領の後任者を選出するための大統領決選投票が行われる [1, 2]。
今回の投票は、国家統治に対する正反対の2つのビジョンのどちらを選択するかを決める、同国にとって極めて重要な局面となる。争うのは、右派候補のアベラルド・デ・ラ・エスピリエラ氏と、左派候補のイバン・セペダ氏である [1, 2]。
今回の選挙サイクルは、2026年3月8日に行われた議会選挙で始まった [3]。大統領選の第1回投票は2026年5月26日に実施された [1, 2]。一部の事前世論調査では第1回投票に向けてセペダ氏が優勢とされていたが、結果的にデ・ラ・エスピリエラ氏が最多得票となり、決選投票への進出を決めた [2, 4]。
この政治的分断の中心にあるのは、現政権の遺産である。セペダ氏の支持者は、社会改革と左派的な統治を重視するグスタボ・ペトロ氏の政策の継続を求めている [1, 5]。対照的に、デ・ラ・エスピリエラ氏は「秩序と治安」をプラットフォームに掲げてキャンペーンを展開しており、現政権のアプローチからの転換を望む有権者に訴えかけている [1, 5]。
決選投票は、国内で政治的な分極化が深く進む中で行われる [1, 5]。「システム的な変革への欲求」と「治安強化への要求」との間の葛藤が、2026年の選挙イヤーを象徴している [1, 3]。
誰が国を率いるかを決定するため、今週日曜日に全国の投票所が開設される [1, 6]。この結果は、コロンビアが現在の思想的軌道を維持するのか、あるいは治安を重視する右派政権へと方向転換するのかを示すことになるだろう。
“この戦いは、右派候補のアベラルド・デ・ラ・エスピリエラ氏と左派候補のイバン・セペダ氏による対決となる。”
今回の決選投票は、「ペトリズモ(ペトロ主義)」運動に対する国民投票としての意味を持つ。セペダ氏が勝利すれば、ペトロ政権の左派的な社会アジェンダが正当化されることになる。一方で、デ・ラ・エスピリエラ氏が勝利すれば、強硬な治安対策を優先し、現在の社会政策を転換させるという国民的な負託があったことを示すことになる。


