Digi Power X Inc.は5月15日、2026年度第1四半期の決算を発表し、AIコンピューティング・インフラへの戦略的転換を明らかにした [1]。
この移行は、変動の激しい暗号資産マイニング部門への依存度を下げ、ビジネスモデルを根本的に変更することを意味する。マイアミに拠点を置く同社は、拡大するAIコンピューティング需要を取り込むことで、より安定し、資本効率の高い(キャピタルライトな)収益源の確立を目指している [2]。
東部標準時5月15日午前8時30分に行われた決算電話会議において、同社は1億2,500万ドルの現金を持ち、長期債務はゼロであるという貸借対照表を公開した [3, 4]。経営陣は、2026年第1四半期が、暗号資産事業を縮小させつつ財務基盤を強化するための「変革の期間」であったと述べた [5]。
会長兼CEOのMichel Amar氏は、2026年5月からAI主導の収益源が開始されることを発表でき、嬉しく思うと述べた [6]。また、Amar氏は2027年までに年換算収益3億ドルの目標を掲げている [6]。
NASDAQ(ティッカー:DGXX)およびCboe Canada(ティッカー:DGX)に上場しているDigi Power Xは、インフラ規模のAIコンピューティング・プラットフォームとしての地位を確立しようとしている [7, 8]。同社経営陣は、今回の決算結果が、億ドル単位の収益への道筋を裏付けるものであると述べた [5]。
この戦略的転換は、同社の資産を高パフォーマンス・コンピューティング(HPC)のニーズに適合させるための再編期間を経て決定された。同社は既存の電力インフラを活用し、従来のマイニングよりも一貫性と拡張性が求められるAIワークロードをサポートする計画だ [2]。
“「2026年5月からAI主導の収益源が開始されることを発表でき、嬉しく思う」”
暗号資産マイニングからAIインフラへの転換は、特殊な電力および冷却能力を持つ企業が、より予測可能な需要がある生成AIへと移行するという業界全体の広範なトレンドを反映している。長期債務を排除し、十分な現金準備を確保することで、Digi Power Xはデジタル資産の好不況サイクルから脱却し、AIコンピューティング市場の長期的な成長に賭けようとしている。





