ドラヴィダ進歩連盟(DMK)は、インド国民会議党がタミル・ナードゥ・ヴェトリ・カザガム(TVK)との同盟を発表したことを受け、野党連合「INDIA」の会合をボイコットした [1]。
この亀裂は、極めて重要な局面にある野党連合の安定を脅かしており、南インドにおける主要メンバー2党間の信頼と調整の崩壊を露呈させている。
不和が公になったのは2024年5月12日(日)だった [1]。2024年5月13日(月)にニューデリーで開催されたINDIAブロックの会合において [2]、DMKメンバーは出席を拒否し、国民会議党がタミル・ナードゥ州でTVKと政府を構成することを決定したことに不満を表明した [1]。
DMK指導者らは、この動きは裏切りであり、同盟内における調整不足の表れであると述べた [3]。また別の展開として、2024年5月13日にはチェンナイのタミル・ナードゥ州議会でDMKによる退席(ウォークアウト)が発生した [1]。DMKメンバーはその後、議会において国民会議党の代表者と席を共にすることを拒否している。
国民会議党のラーフル・ガンディー氏は、ニューデリーでの会合中にこの緊張状態について言及した。「我々は団結し、タミル・ナードゥ州の人々のために働かなければならない」とガンディー氏は述べた [3]。こうした団結への呼びかけにもかかわらず、DMK指導者らは国民会議党の戦略的選択を批判し続けている。
一部の報告では、DMKの離脱はより広範な調整不足や、INDIA同盟内における一貫した戦略の欠如に起因すると指摘されている [3]。しかし、直接的なきっかけは国民会議党とTVKの同盟であり、DMKはこれを同地域における自らの政治的地位に対する直接的な侮辱と見なしている [1]。
DMKの代表者は、この提携に対し深い裏切り感を表明した。同党は「二度と信頼しない」と述べた [1]。
“「二度と信頼しない」”
DMKと国民会議党の調整崩壊は、INDIAブロックの基盤が脆弱であることを示している。国民会議党がTVKとの地域同盟を優先したことで、主要な地域権力者を遠ざけてしまい、タミル・ナードゥ州で野党が統一戦線を張る能力を分断させ、結果として国政における連合全体の影響力を弱める可能性がある。





