ドバイの宝石店主が、息子がLEGOで組み立てたワールドカップのトロフィーを、18金とダイヤモンドを散りばめたレプリカへと作り替えた。
このプロジェクトは、世界で最も高価な都市の一つであるドバイにおいて、子供時代の創造性とハイエンドなラグジュアリー職人技が融合した事例となった。これは商業製品ではなく、技術力のショーケースとして制作されたものである。
ヘマント・カラムチャンダニ氏は、プラスチック製のブロックを貴金属の芸術品へと変換する工程を監督した。完成した作品には900個のダイヤモンドが使用され [3]、素材には18金が用いられている [2]。この変換プロセスには35日間を要した [4]。
レプリカの推定価値については、情報源によってわずかに異なり、8万1000ドル [1] から8万1700ドル [3] とされている。高い評価額がついているが、カラムチャンダニ氏は、この作品はラグジュアリーと職人技を実証するために制作したものであると語った。
「このレプリカを販売するつもりはない」とカラムチャンダニ氏は述べた [5]。
この宝石店主は、元のLEGOの構造を金製バージョンの設計図として使用した。玩具特有のブロックのような美学を精密なジュエリー技術で再現することで、高価値な素材を用いながらも、元の作品の外観を維持することに成功した。
“完成した作品には900個のダイヤモンドが使用されている。”
このプロジェクトは、大人のラグジュアリーと子供時代のノスタルジーを融合させる「キダルティング(kidulting)」という、高級品市場における広範なトレンドを反映している。作品の販売を拒否することで、カラムチャンダニ氏はこれを投機的な資産ではなく、個人の遺産および自店の能力をアピールするためのマーケティングツールとして位置づけている。


