インド選挙管理委員会は、宣誓供述書の不備を理由に、マディヤ・プラデーシュ州からの国民会議派(Congress)候補、ミーナクシ・ナタラジャン氏のラージヤ・サバ(上院)への指名申請を却下した。
この決定により、国民会議派が重要州から上院議席を確保する能力が脅かされることになる。2026年6月には22人のラージヤ・サバ議員が定年を迎える予定であり [1]、党の総議席数を維持するためには、一つひとつの指名が極めて重要となっている。
報道によると、宣誓供述書の欠落または誤記があったため、指名が無効と判断された [2]。この手続き上の不備により、インド人民党(BJP)は同州で無投票当選を主張する形となった。BJPの広報担当者は、「国民会議派自らが情報をくれた」 [3] と述べており、却下される前に党側が誤りに気づいていたことを示唆している。
国民会議派の指導者らは、手続き上の過失があったとする主張を否定している。党の代表団は選挙管理委員会と会談して決定に異議を唱え、今回の措置は政治的な動機によるものであると述べた [2]。同党は、この決定が上院における自らの代表権を弱めるための党派的な取り組みであると主張している。
発表後、ボパールでは抗議活動が発生した [2]。この緊張状態は、主要二大政党がラージヤ・サバでの権力掌握を狙うなか、2026年6月の選挙が極めて重要な局面にあることを浮き彫りにしている。
BJP側はこの失策を国民会議派自身のミスによるものとしているが、野党側は委員会が与党の意向に従って行動していると主張している [2, 3]。争点は、委員会が宣誓供述書を再検討するのか、あるいは却下を維持し、事実上、争いなく議席をBJPに譲る形にするのかにかかっている。
“選挙管理委員会は、宣誓供述書の不備があったとして、マディヤ・プラデーシュ州でのミーナクシ・ナタラジャン氏のラージヤ・サバ指名を却下した”
この出来事は、2026年のラージヤ・サバ選挙の不安定さを浮き彫りにしている。指名書類の形式的なミスが、立法権力の即座な変動を招く可能性がある。マディヤ・プラデーシュ州で無投票当選を果たすことで、BJPは上院での支配力を強める一方、国民会議派はラジャスタン州やカルナータカ州などの重要州において、影響力を維持するという深刻な課題に直面している。





