FIFAは2026年6月5日 [2]、ワールドカップのスタジアムに、柔らかいプラスチック製の使い捨てウォーターボトル1本の持ち込みを許可すると発表した [1]。
今回の規定変更は、これまでの制限により大会中の水分補給に不便が生じていると主張する観客からの強い反発を受けたものである。この更新は、北米で開催される試合に来場するファンの健康上のニーズと、セキュリティおよび安全性のバランスを取ることを目的としている。
改定後のルールでは、許可されるボトルは工場封印された使い捨てのものでなければならない。しかし、FIFAはすべての会場において、詰め替え可能または再利用可能なウォーターボトルの持ち込みを引き続き禁止している。これにより、普及している再利用可能なフラスコやスポーツボトルなどは、依然として入場時に禁止される。
この規定は、米国とカナダにある2026年ワールドカップの全会場に適用される。これには、7試合の開催が予定されているボストンのジレット・スタジアムなどの会場が含まれる [3]。
今回の撤回は、6月と7月の夏季の猛暑の中で水分へのアクセスを制限することの潜在的なリスクを批評家が指摘したことを受けたものである。使い捨てプラスチックの禁止は緩和されたものの、詰め替え可能容器の制限が継続していることは、環境保護活動家の間で論争の種となっている。
FIFAは、今回の決定がファンのフィードバックに応えたものであると述べた。一方で、再利用可能な容器の禁止を必要とする具体的なセキュリティ上の懸念については、詳細を明らかにしていない。
“ファンは柔らかいプラスチック製の使い捨てウォーターボトル1本をスタジアムに持ち込める”
この方針転換は、FIFAの厳格なセキュリティプロトコルと、高温環境におけるファンの実用的ニーズとの間の妥協案を意味している。工場封印された使い捨てボトルのみを許可することで、FIFAはセキュリティ侵害を防ぐためにスタジアムに持ち込まれる容器の種類を管理しつつ、完全な水持ち込み禁止が維持不可能であることを認めた形となる。しかし、詰め替え可能ボトルの許可を拒否したことは、大会の安全性と現代の持続可能性目標との間の緊張関係を浮き彫りにしている。





