フランスの行動・公会計大臣のダヴィド・アミエル氏は、国家の公的財政が「火薬庫」の上に座っている状態にあると述べた [1]

この警告は、公的債務と赤字の大幅な増加に関する会計院(Cour des comptes)の深刻な報告書を受けて出されたものである。こうした不安定さはフランス経済の安定を脅かしており、財政危機を回避するためには政府による即急な介入が必要となっている。

アミエル氏によると、政府は7月7日に財政警戒委員会を招集する [2]。この会議の目的は、国家会計を安定させるための新たな予算削減策を決定し、発表することにある [3]

6月28日に放送されたインタビューの中で [4]、アミエル氏は状況は緊急であると述べた。同大臣は、現在の公的支出の軌道は持続不可能であるとし、会計院の調査結果が緊急会議を招集する主な要因となったと説明した [5]

政府は支出の削減を目指す一方で、アミエル氏は公的部門の労働者への潜在的な影響についても言及した。同氏は「Les fonctionnaires ne doivent pas être des boucs émissaires(公務員を身代わりにしてはならない)」と述べ、予算削減の実施にあたり、公務員がスケープゴートにされるべきではないことを示した [6]

パリで開催される次回の委員会は、次段階の財政緊縮策の青写真となる。政府は、さらなる経済悪化を防ぐため、国家監査機関が出した警告に沿って支出を調整することを目指している [3]

On est assis sur un baril de poudre(我々は火薬樽の上に座っている)

極めて警戒レベルの高い言葉の使用や、専門の警戒委員会の招集は、フランスが財政上の重大な転換点に直面していることを示唆している。公務員をスケープゴートにすべきではないと表明することで、政府は債務履行のための大幅な予算削減を準備しつつ、フランスの緊縮策に伴い通常発生する社会不安や労働ストライキを管理しようとしている。