バルセロナのサグラダ・ファミリアで最も高い尖塔である「イエスの塔」が、今月中に完成する予定だ [2]

この節目は、1926年6月10日のアントニ・ガウディ没後100周年と重なる [4]。この塔の完成は、1世紀にわたって未完のままだったこの聖堂に対し、建築家が抱いたビジョンを最終的に実現させるための重要な一歩となる。

記録によると、ガウディは塔の最高点に、砕いたセラミックやガラスタイルを用いたモザイク技法「トレンカディス」を採用した [1]。彼は、これらの頂点に最も高価な素材を惜しみなく使用した [3]。この選択は単なる審美的な理由ではなく、鮮やかな色彩を海からでも見えるようにするというガウディの意図によるものだった [1]

ガウディは「色は生命の表現である」と述べた [1]。頂点に高コストのセラミックを配置することで、海岸に到着する船にとっての視覚的な標識となるよう設計したのである [1]

イエスの塔の高さは172メートルに達する [4]。この塔は2026年に完成予定だが [2]、プロジェクト全体はまだ完了していない。「ラ・グロリア(栄光)」と呼ばれる最終建設段階は、2036年の完成を目指している [3]

トレンカディスの手法を用いることで、ガウディは曲面に鮮やかで耐候性のある素材を被覆することができた。このアプローチにより、自然と幾何学への彼の心酔が、都市のスカイラインを形成する構造的な高さへと統合された。現在の建設段階では、建築家が残した元の仕様に合わせて、これらの詳細を仕上げることに焦点が当てられている。

「色は生命の表現である」

2026年のイエスの塔の完成は、20世紀初頭の芸術的意図と現代のエンジニアリングの交差を象徴している。ガウディ没後100周年に合わせて最高塔を完成させることで、このプロジェクトは長期的な建設現場から、ほぼ完成した建築記念碑へと移行する。ただし、「ラ・グロリア」の完成まで2036年まで10年の期間があることは、聖堂の最終的な象徴的・構造的要素の完成には、依然として多大なリソースが必要であることを示唆している。