共和党の指導者らは、トランプ大統領がイランと結んだ暫定合意に警鐘を鳴らしており、この合意が米国の利益を損なう可能性があると批判している [1]。
こうした党内の摩擦は、中東における現政権の外交アプローチを巡り、共和党内に大きな分断があることを示唆している。論争の中心となっているのは、現在の戦略が、長期的な譲歩を引き出すために十分な圧力をテヘランにかけているかどうかである。
ビル・キャシディ上院議員(共和党・ルイジアナ州選出)ら共和党指導者は、政権側が14項目の「大きな勝利」と表現した覚書を批判した [1]。党内の批判派は、この合意が確立された方針から逸脱しており、米国がイラン政府に対して持つレバレッジ(交渉力)を低下させると主張している [1]。
キャシディ氏は、現在の政策が歴代政権の遺産から離脱していると結びつけた。「レーガン(元大統領)がこの合意に墓の中で激怒しているだろう」とキャシディ氏は述べた [1]。
共和党の反対派は、この合意が米国を犠牲にしてテヘランに利益をもたらすと主張している [1]。関与の条件を変更することで、政権側は持続不可能な暫定的な解決策のために、極めて重要な優位性を放棄しているとこれらの指導者らは示唆している [1]。
政権側は引き続き、この14項目の合意を勝利として位置づけているが [1]、党高層部による公然たる異議申し立ては、国家安全保障政策において統一した戦線を維持することに苦慮していることを示している [1]。
“「レーガン(元大統領)がこの合意に墓の中で激怒しているだろう」”
共和党指導者による公然とした批判は、「最大圧力」キャンペーンを巡り、行政府と立法府の共和党議員との間に亀裂があることを示している。ロナルド・レーガン元大統領の名を出すことで、批判派はこの暫定合意を単なる戦略的ミスではなく、イランに関する保守的な外交政策の正統性に対する裏切りであると位置づけている。



