深刻な燃料不足により国内最大規模の発電所が運転を停止したため、ハバナで広範囲にわたる停電が発生した [1]。
この危機により、キューバの首都に住む数百万人にとって不可欠なサービスや日常生活が混乱しており、燃料不足の際における同国のエネルギー・インフラの脆弱性が浮き彫りとなっている。
報告によると、ハバナの住民約200万人が依然として電力を失ったままである [2]。今回の停電は、市の電力網の基幹となる中央発電所が、運転に必要な燃料を確保できず停止を余儀なくされたことで引き起こされた [1]。
地元電力会社 Union Eléctrica による復旧作業は遅れている。2025年3月16日時点で、電力が復旧したのは消費者の約19%にとどまっている [2]。
燃料不足は、首都の配電ネットワーク全体にシステム的な不全をもたらした。最大規模の発電所がオフラインとなったため、市は住民の基本的なエネルギー需要を満たすことができず、市内の大部分が暗闇に包まれている。
地元当局と Union Eléctrica は、電力の供給が燃料の調達状況に依存しているため、完全復旧に向けた確定的なスケジュールは提示していない。この状況により、国内で最も人口が密集している地域の一つであるハバナで、数百万人もの人々が水や冷蔵設備、通信手段の確保に苦慮している [2]。
“ハバナの住民約200万人が依然として停電状態にある”
今回の停電の規模は、キューバのエネルギー部門における重大な脆弱性を強調している。少数の大規模発電所に依存しているため、燃料サプライチェーンに混乱が生じると、首都全体が完全に崩壊するリスクがある。復旧速度の遅さは、今回の燃料不足が一時的な不手際ではなく、より深刻なシステム上の危機であることを示唆している。



