井村屋は、低脂肪のおはぎとあずきバーを、筋肉を鍛える人々に向けたタンパク質豊富な「スーパーフード」スナックとしてプロモーションしている [1, 2]。

このマーケティング戦略の転換は、自然な味わいを維持しつつ低脂肪の選択肢を求めるボディビルダーやフィットネス志向の消費者をターゲットとしている。伝統的な菓子を機能性栄養食品としてリブランディングすることで、伝統的な和菓子と現代の健康トレンドの架け橋となることを目指している。

このキャンペーンを支援するため、井村屋は6月26日から27日にかけて、東京・日本橋地区であずきバーの無料配布イベントを開催した [1, 2]。イベントには、もともと低脂肪でタンパク質を含むあんこベースの菓子の栄養的メリットに関心を持つ人々が集まった [2]

フィットネス層や若年層への新たなアプローチにもかかわらず、現在のデータでは、あずきバーは依然として高齢層に最も人気がある。あずきバーの購入者の約80%が50歳以上である [1]。同製品は発売から53年を迎えている [1]

井村屋の製品企画担当副部長である謙介龍太氏は、高齢層に支持されている理由について、「素材本来のシンプルな品質を非常にうまく活かした製品であり、冷たいぜんざいのような感覚で食べられるため」と述べている [1]

井村屋は、来年度に向けて同製品の高い需要を予測している。2025年のあずきバーの販売数は約3億4000万本に達すると見込んでいる [1]

低脂肪のおはぎとあずきバーが、タンパク質豊富な「スーパーフード」スナックとして推進されている

井村屋は、日本の伝統的な定番商品を世界的なフィットネス傾向に合わせることで、顧客層の多様化を試みている。あずきバーは高齢者の間で強固な基盤を持っているが、「スーパーフード」というブランディングは、タンパク質と低脂肪の食事を優先する健康意識の高い若年層やボディビルダー市場を取り込むための戦略的な取り組みである。