インドのナレンドラ・モディ首相とカナダのマーク・カーニー首相は、二国間会談において、包括的な貿易協定を2026年までに締結することで合意した。
この合意は、不安定な世界市場への依存を減らすため、特にエネルギー分野での協力を通じて両国の経済的結びつきを深めるという戦略的な転換を示している。
両首脳は2024年6月、フランスのエヴィアンで開催されたG7サミットの合間に会談した。会談の中で、包括的経済連携協定(CEPA)の締結期限をG20の枠組みに合わせ、2026年と設定した [4]。
議論の中心となったのは、今世紀末までに双方向の貿易額を倍増させるという目標だ [1]。両政府は、2030年までに年間約700億ドルの二国間貿易額を目指している [2]。
この経済拡大の主な原動力となっているのがエネルギー分野の協力であり、これには26億ドル規模のウラン輸出契約が含まれている [3]。
カーニー首相は、「これはカナダにとってゲームチェンジャーとなる」と述べた。
このパートナーシップは、カナダの天然資源輸出と、インドで増大する産業需要を統合させることに焦点を当てている。両首脳は、エネルギー安全保障と持続可能な貿易枠組みが、2026年の目標に向けたCEPA交渉の骨格となることについて協議した [4]。
“「これはカナダにとってゲームチェンジャーとなる」”
CEPAの締結期限を2026年としたことは、具体的な経済的結びつきを通じて外交および経済関係を安定させたいという相互の意向を示唆している。特に26億ドルのウラン取引などのエネルギー分野を優先することで、カナダは自国資源の巨大な長期消費者を確保し、インドは拡大する原子力エネルギー基盤に必要な燃料を確保することになる。



