インドは、2025-26年度の1-3月期において71億ドルの経常収支黒字を記録したと発表した [1]。
この結果は、同国の国際収支統計に予想外の押し上げ効果をもたらし、世界経済の変動にもかかわらず、対外収益に回復力があることを示している。
この黒字額は、国内総生産(GDP)の0.7%に相当する [2]。前年同期に記録した137億ドル(GDP比1.4%)の黒字からは減少している [2]。
黒字の要因は複数ある。主導的な役割を果たしたのはサービス部門からの収益増で、サービス収支の純受取額は604億ドルに達した [4]。また、労働者による送金増や、インド準備銀行(RBI)による外貨スワップも数字を押し上げた [1]。
さらに、資本流入による支援もあった。対内直接投資の増加、非居住インド人による預金、および対外借入が、外国ポートフォリオ投資の流出による影響を緩和した [4]。
これらの数値は2024年6月8日に報告された [1]。データは、サービス部門が引き続きインド経済の重要な柱であり、高付加価値の輸出や海外就労者からの安定した送金フローを通じて、他の貿易不均衡を相殺していることを示唆している。
“インドは71億ドルの経常収支黒字を記録した”
経常収支の黒字は、その国が世界に対して純貸し手であることを意味する。経常赤字を抱えることが多いインドにとって、今回の黒字はサービス業における強い競争優位性と、堅調な送金フローを反映している。前年のピーク時よりは低いものの、この結果はインド準備銀行のスワップ戦略と安定した対内直接投資が、通貨と対外債務を効果的に安定させていることを示唆している。




