ナレンドラ・モディ首相とキプロスのニコス・クリストドゥリデス大統領は、2025年6月16日にニューデリーで共同記者会見を行った [1]

この会談は、地中海の重要な同盟国を通じて、インドの安全保障上の利益を欧州連合(EU)とのパートナーシップに統合させようとする戦略的な取り組みを示している。

協議は、貿易、投資、テクノロジーを含む幅広い二国間利益に焦点を当てた。両首脳は、進化する地域的な脅威に対処するため、海上安全保障およびサイバーセキュリティにおける協力強化が必要であることで一致した [1], [3]。この取り組みの一環として、両国はパートナーシップを深化させるための合同タスクフォースを設置した [3]

クリストドゥリデス大統領は、3日間の日程でインドを訪問した [2]。首脳会談の中で、両首脳は地域の安全保障とEUとの強力な関係を維持することの重要性が優先事項であると述べた [4]。また、現在のグローバルな動向をより適切に反映させるための国連改革の必要性についても触れた [4]

防衛協力が会談の主要な柱となった。両首脳は、それぞれの地域における安定を確保するため、軍事および海事分野での連携を強化することに合意した [1]。この連携は、南アジアと東地中海の間でより弾力性のある安全保障体制を構築することを目的としている。

安全保障以外では、共同記者会見において投資フローを増加させる可能性が強調された。インドはキプロスを欧州へのゲートウェイとして活用することで経済的影響力の拡大を目指し、一方でキプロスは世界で最も急速に成長している経済国の一つとの関係強化を目指している [3]

インドとキプロス、二国間パートナーシップ深化に向けた合同タスクフォースを設置

今回の外交的関与は、欧州連合(EU)内での戦略的パートナーシップを多様化させたいというインドの戦略を強調している。キプロスとのサイバーセキュリティおよび海上防衛における協力を公式化することで、インドは地中海における重要な拠点を確保し、一方でキプロスはアジアに強力な安全保障および経済パートナーを得ることになる。