インドの国防研究開発局(DRDO)は、アンドラ・プラデシュ州クルヌールの近郊にある射撃場にて、国産の精密誘導ミサイル「ULPGM-V3」の試験に成功した [1]。
今回の試験は、ドローン戦能力を近代化しようとするインドの取り組みにおいて重要な一歩となる。精密打撃兵器を無人航空機(UAV)に統合することで、軍は有人機のリスクを負うことなく、価値の高い標的を攻撃することが可能になる。
ULPGM-V3は「撃ち放し(fire-and-forget)」兵器として設計されており、発射後に独立して標的を追跡し、攻撃することができる [2]。この機能により、ミサイルが軌道を完了する間、運用ドローンは機動したり、交戦区域から離脱したりすることが可能だ。
DRDOによると、このミサイルは戦車、バンカー、ドローン、ヘリコプターなど、さまざまな戦術的標的を攻撃する能力を備えている [1, 2]。今回の試験成功により、飛行段階における精度の維持と、意図した目標への正確な命中能力が実証された。
同ミサイルの開発は、DRDOがインド国内の防衛パートナーと連携して行った [1]。このプロジェクトは、外国製軍事ハードウェアへの依存を減らし、国内の防衛産業基盤を強化することを目的としている [2]。
試験はアンドラ・プラデシュ州のDRDO射撃場で行われ、エンジニアが発射および命中シーケンスを監視した [1]。飛行の成功により、誘導システムおよびUAVプラットフォームへのミサイルの統合が検証された。
この国産開発は、インド軍の機動力向上に焦点を当てている。ドローンからこのような兵器を配備できる能力は、従来の砲兵や有人ジェット機では脆弱すぎる可能性がある紛争環境において、戦術的な優位性をもたらす。
“ULPGM-V3は「撃ち放し」兵器として設計されている”
ULPGM-V3の試験成功は、インドが自律的な精密戦争へと移行していることを示している。UAV向けの国産「撃ち放し」能力を開発することで、インドはドローン発射弾薬における技術的格差を埋め、地域紛争における装甲目標や空中目標に対し、より柔軟で低リスクな作戦展開が可能になる。





