天文学者たちは、恒星間彗星 3I/ATLAS [1] の推定年齢が最大120億年に達する可能性があることを突き止めた [2]

この発見は、初期宇宙の化学組成を垣間見ることができる稀有な機会となる。この彗星は、太陽が誕生する前、銀河系のより低温で激しい領域で形成されたため、銀河の進化に関する先史時代の記録としての役割を果たす。

研究チームは、James Webb Space Telescope(ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡)とチリのALMA天文台のデータを活用してこの天体を分析した。同彗星は2025年に太陽系内部を通過した [3]。化学的および同位体的な特徴から、この天体は我々の惑星近傍よりも著しく古い宇宙領域で誕生したことが示されている [4]

一部では、この彗星が地球外文明の宇宙船である可能性が推測されていたが、最新の知見はそれらの説を否定している。SETI研究所の研究者や他の天文学者らは、この天体は完全に自然なものであると述べた。データには、地球外文明の技術を示す証拠は一切認められない [5]

2026年5月から6月にかけて発表された分析結果により、この彗星が太陽系内のものではなく、恒星間からの訪問者であることが裏付けられた。その極めて高齢な年齢は、太陽系に進入する前に銀河系の広大な距離を旅してきたことを示唆している [2, 4]。

科学者たちは、James Webb Space Telescopeによる赤外線観測を補完するため、ALMA電波望遠鏡アレイを使用した。この複数の観測装置を組み合わせたアプローチにより、年齢を決定する重要な要因となる同位体組成を検証することが可能となった [1, 2]。

この彗星の年齢は最大120億年に達する可能性がある。

3I/ATLASが初期宇宙から来た自然物であると確認されたことで、天文学者は太陽よりも前に存在した物質を研究することが可能になる。これらの古代の同位体シグネチャーを分析することで、科学者は120億年前の銀河の状態をより深く理解でき、この彗星を惑星系の化学的前駆体を研究するための「タイムカプセル」として活用できる。