イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)は、ホルムズ海峡の一部をカバーする新たな「管理区域」を公開した [1]

この動きは、世界で最も重要な海上チョークポイントの一つに対するテヘラン(イラン政府)の支配を強めることを示唆している。この海域は世界エネルギーの主要な動脈であるため、交通へのいかなる混乱も、国際石油市場に即座に変動をもたらす可能性がある。

IRGCは2024年5月4日、新たな地図とそれに伴う「管理区域」を発表した [2]。発表によると、IRGCはイランとオマンの間の狭い海域を通過しようとする船舶に対し、段階的なシステムを構築したという [1]

テヘラン側は、これらの新規則に違反する船舶に対して武力を行使すると述べた [1]。一部の報道では海峡の完全封鎖が示唆されたが、別の報告によれば、IRGCは船舶の交通を管理するための特定の管理区域を導入しているとしている [3]

この地域の戦略的重要性は、通過する貨物量によって裏付けられている。世界の石油の約20%がホルムズ海峡を通過している [4]

今回の緊張高まりは、地域的な緊張が続く中で発生した。IRGCは、この区域を利用して海上活動の監視を強化し、船舶が新たな規制枠組みを遵守することを確実にしたい考えだとしている [1]

イランのIRGCが、新たな「管理区域」を示す地図を公開

正式な「管理区域」の設置により、イランはホルムズ海峡における存在感を制度化し、散発的な妨害から構造的な規制体制へと移行することが可能になる。不遵守に対する武力行使をちらつかせることで、テヘランは世界のエネルギー供給に対する影響力を強め、船舶を拿捕するための法的な口実を作り出す。これにより、国際連合などの多国籍軍との海軍衝突のリスクが高まる可能性がある。