ジャカルタ市当局と地元のNGOは、市内で急増する猫の個体数を抑制するため、野良猫を人道的に捕獲し、不妊・去勢手術を行う計画を立てている。
この取り組みは、世界で最も人口が多い都市における公衆衛生と動物福祉という重大な課題に対処するものだ [2]。対策を講じなければ、徘徊する動物の数は急増し、都市インフラへの負荷が増大し、疾病伝播のリスクが高まる可能性がある。
専門家の推定によれば、現在ジャカルタには約150万匹の野良猫が徘徊している [1]。個体数が膨大なため、従来のシェルター収容は不可能であり、市は個体数管理の主要な手法として不妊・去勢手術に重点を置く方針だ。
「Let’s Adopt Indonesia」を含む地元のNGOが市当局と連携してこのプログラムを実施する。戦略としては、系統的なアプローチで動物を捕獲し、制御不能な繁殖を防ぐための医療処置を施すというものである。
この連携は、人道的なプロセスを通じて路上で生活する動物の数を減らすことを目的としている。不妊・去勢手術に焦点を当てることで、大量殺処分に伴う倫理的問題を避けつつ、個体数の安定化を図りたい考えだ。
市当局は、現在の人口増加は持続不可能であるため、このプログラムが必要であると述べている。NGOとのパートナーシップにより、密集した都市環境で数百万匹の動物を管理するために必要な専門的人員と動物取扱いの専門知識が確保されることになる。
“150万匹の野良猫が市街地を徘徊”
ジャカルタの野良猫の規模は、巨大都市における都市動物管理の複雑さを浮き彫りにしている。排除や殺処分ではなく「不妊・去勢優先モデル」へ移行することで、ジャカルタはシステム的な都市問題に対して長期的な生物学的解決策を採用しようとしている。ただし、プログラムの成否は、数百万匹の動物を扱うためのNGOパートナーへの継続的な資金提供と能力確保にかかっている。



