日本の政党間において、衆議院の定数を削減する提案を巡り意見が分かれている [1]

争点となっているのは、選挙制度改革のためにどのように議席数を削減するかという点だ。効率化のために必要な措置であると見る向きがある一方で、特定の議席枠を標的にすることは、政治的信頼と公平性を損なうとの主張もある。

この計画は、2025年12月17日に閉会した秋の臨時国会で導入された [5]。提案の内容によれば、1年以内に最終合意に至らなかった場合、比例代表ブロックから45議席が自動的に削減される [1]。現在、このブロックは176議席で構成されている [1]

自由民主党(LDP)と日本維新の会の代表者は、総定数の約10パーセント、すなわち約45議席を削減するという大枠の方針を表明している [4]。しかし、削減の具体的な内訳が論点となっている。一部の報道では比例代表のみを削減対象とすることが示唆されているが [1]、別の案では小選挙区25議席と比例代表20議席を組み合わせる形となっている [4]

吉村氏は「今国会の中で定数削減をやり切らなければならないと考えている」と述べた [1]

立憲民主党、公明党、そして中心改革連合を含む野党側は、この措置に強く反発している。中心改革連合の快井剛幹事長は、「なぜ比例だけを減らすのか」と提案の論理に疑問を呈した [1]

自民党内部でも摩擦が生じている。岩屋剛元外相は、比例代表のみを削減することをあらかじめ決定することは、政治的関係を損なう可能性があるとの懸念を示した。岩屋氏は「比例だけを減らすとあらかじめ決めてしまうことは……信頼関係を壊すリスクがある」と述べた [1]

現在、衆議院の総定数は465議席である [2]

「今国会の中で定数削減をやり切らなければならないと考えている」

この対立は、日本の代表制の構造を巡る戦略的な争いを浮き彫りにしている。比例代表枠は、小選挙区よりも小規模政党や少数政党に有利に働く傾向があるため、比例枠を標的にした削減は、自民党の地方での優位性を維持しつつ、野党の影響力を不当に縮小させる可能性がある。