NDA(国民民主同盟)が支持する無所属候補のパリマル・ナトワニ氏が、6月18日にジャルカンド州のラージヤ・サバ(上院)議席を獲得した [4]

この結果は、ジャルカンド州を統治するINDIA連合内部に亀裂が入っている可能性を示唆している。州議会において数的な優位に立っていたにもかかわらず、コングレス党は議席を確保できず、党の規律や地元連立体制の安定性に疑問が投げかけられている。

選挙データによると、州議会におけるジャルカンド・ムクティ・モルチャ(JMM)とコングレス党の合計議席数は56議席である [1]。ジャルカンド州でラージヤ・サバの議席を獲得するには30票が必要となる [2]。JMMの候補者は30票を確保し当選したが [5]、コングレス党のプラナブ・ベルマ候補はわずか20票にとどまった [3]

連立の規模からすれば、ベルマ氏は26票を獲得すると予想されていた [4]。この6票の不足により、ナトワニ氏が28票を獲得して勝利を収める結果となった [6]

この敗北はINDIAブロック内部に混乱を巻き起こしている。報道によれば、統治連立メンバーによる「クロス投票(他陣営への投票)」が行われ、公式なコングレス党指名候補から支持が逸れたことが敗因とされている [2], [4]

投票前にコングレス党が自信を見せていただけに、今回の結果は特に衝撃的である。期待されていた勝利から敗北へと転じたことは、一部の州議会議員がNDA支持の無所属候補と連携し、コングレス党候補が必要な得票数に達しないよう画策した可能性を示唆している [2], [3]

コングレス党のプラナブ・ベルマ候補はわずか20票にとどまり、連立の規模から予想された26票に届かなかった。

この結果は、ジャルカンド州におけるINDIA連合の形式的な勢力と、実際の投票における結束力との間に大きな乖離があることを示している。連立側が数的な優位にありながらNDA支持の無所属候補が勝利したことは、野党側が統治連立内部の分裂や個々の不満を巧みに利用し、上院の議席を確保することに成功したことを意味する。