ハイチ代表ゴールキーパーのジョニー・プラシドは、次戦のモロッコ戦においてチームは「全力(all in)」で戦うと語った [1]

ハイチがギャングに関連した人道危機に苦しみ続ける中、プラシドの決意は、世界という舞台で国の強さと進歩を示すためのものである。

プラシドは自身のキャリアという長い軌跡を振り返り、2008年 [1] のオリンピック予選まで遡った。彼にとって、2026 FIFAワールドカップで国を代表する機会は、長年の努力の集大成であり、同胞にインスピレーションを与えるチャンスでもある。

チームの抱負とは裏腹に、ハイチは大会で大きな困難に直面している。6月19日 [4]、米国フィラデルフィア [5] で行われたブラジル戦では3-0 [3] で敗れた。Yahoo SportsおよびUSA Todayの報道によると、この結果によりハイチは2026年ワールドカップで最初に敗退したチームとなった [3, 4]。

しかし、プラシドは目の前の試合に集中している。6月24日に予定されているモロッコ戦に向けたチームの心構えについて、FIFAの特集記事の中で語った [1, 2]。

ピッチ外において、チームの存在はレジリエンス(回復力)の象徴と見なされている。Rolling Stoneの記者は、ハイチがワールドカップに出場していることは、危機にある国にとっての「希望の光(beacon)」であると述べた。この感情は、大会を稀有な国民的団結の源と見るサポーターたちにも共鳴している。あるハイチ人ファンは、ワールドカップへの挑戦が人々に信じるべき何かを与えてくれると語った。

プラシドは、過去の結果にかかわらず、チームは闘志を維持する意向であると述べた。モロッコ戦は、チームが世界中の観衆に自らの能力を証明するための新たな機会となる [1]

「モロッコ戦には全力で挑む」

ハイチのスポーツにおける野心と国内の不安定さという対比は、国際的なスポーツが国家アイデンティティのツールとして果たす役割を浮き彫りにしている。ブラジルのような強豪国との競争力の差により早期敗退となったが、ワールドカップへの参加という心理的影響は、深刻な国内混乱に直面する国民にとって、政治とは切り離された重要な誇りの拠り所となっている。