2024年6月16日、「ザ・ビュー」の共同司会者ジョイ・ベハー氏が、CM休憩中にJD・ヴァンス米国副大統領(共和党・オハイオ州選出)を称賛した [1]

このやり取りは、共和党への批判的な姿勢で知られるトークショーと、共和党高官との間に稀に見る親和性が生まれた瞬間を浮き彫りにした。ただし、このやり取りはカメラの外で行われたため、ベハー氏の称賛の正確な性質について、相反する報告が出ている。

ヴァンス氏は、パネルメンバーが「激しい(vicious)」攻撃を仕掛けてくると予想していたが、実際には想定していたよりも激しさは少なかったと語った [2]。休憩中のベハー氏の具体的な発言は、情報源によって異なる。Fox Newsは、彼女が「共和党員にしてはかなり優秀(pretty good for a Republican)」と言ったと報じた [3]。一方、MSNの他の報告では、ベハー氏がヴァンス氏は2028年に大統領に立候補すべきだと言及したとしている [4]

その後、ベハー氏は副大統領の人格と政治的未来について、微妙な視点を示した。彼女は、もしヴァンス氏が大統領になれば、彼は再び親切な人物に戻るだろうと述べ、ドナルド・トランプ氏こそが親切ではない人物であると付け加えた [4]

肯定的な発言があったものの、ベハー氏の支持は限定的であるようだ。AOLの報道によれば、彼女はヴァンス氏が共和党員として「良い雰囲気(good vibe)」を持っていると感じた一方で、彼に投票することはないと述べたという [5]

ヴァンス氏の出演により、同番組に出演した現職の米国副大統領は3人目となった [1]。収録はニューヨーク市にある番組スタジオで行われた [2]

「彼らが激しく攻撃してくると予想していたが、思っていたよりは激しくなかった」

ベハー氏の発言に関する報道の食い違いは、現政権を取り巻くメディア環境の分極化を反映している。副大統領はこの遭遇を予想よりも敵対的ではないと感じたが、CM休憩中の記録(トランスクリプト)が存在しないため、各メディアがこのやり取りを「彼の潜在能力への心からの支持」とするか、「遠回しな褒め言葉」とするか、都合の良いように枠付けすることが可能となっている。