JPモルガン・チェースは、ニックスの優勝パレード中にゴミを投げ捨てる様子を捉えた動画が拡散したことを受け、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DEI)担当幹部のアンジー・バエズ氏を解雇した [1]。
この出来事は、SNS上の映像がハイレベルな幹部の企業処分に結びつくスピードが加速していることを浮き彫りにした。また、多くの金融機関が公の場での行動やブランドの評判に関して、厳格な行動規範を維持していることを改めて示した形となる。
バエズ氏は、ニューヨーク・ニックスの優勝パレード中にマンハッタンの歩道で撮影された映像の中で特定された [1], [3]。映像には、バエズ氏が歩道に直接ゴミを投げ捨て、ブランドロゴ入りのゴミ箱を盗む様子が映っていた [1], [2]。
この事件の映像はTikTokやXなどのプラットフォームで急速に拡散し、700万回以上の再生回数を記録した [3]。バエズ氏が米国最大手銀行の一つの企業幹部であることが判明すると、世間から激しい批判が巻き起こった。
JPモルガン・チェースは火曜日に解雇を発表した [1], [2]。同社は、今回の決定は社内規定への違反に基づいたものであるとしている [1], [5]。
同行は具体的にどの規定に違反したかの詳細なリストは提供していないが、動画が広く注目を集めた直後に解雇が行われた [1]。事件は、マンハッタンの通りに数千人の観衆が集まったニックスの優勝を祝う市全域の祝賀行事の最中に発生した [3]。
“JPモルガン・チェースは、DEI担当幹部のアンジー・バエズ氏を解雇した”
この出来事は、公共の場での私的な行動が撮影され、職業上の身分と結び付けられ、それが雇用の打ち切りを誘発するという「バイラルな責任追及(viral accountability)」の傾向を示している。JPモルガン・チェースのような企業にとって、公共の秩序を乱す行為や、特にDEI担当という役職における「偽善」と見なされるリスクは、内部的な適正手続きへの要望よりも優先されることが多く、ブランドダメージを軽減するために迅速な解雇へと至る。



