JR東海は2026年10月1日より、東海道新幹線に完全施錠可能な個室を導入する [1]

この動きは、現在のグリーン車の設備以上のプライバシーとカスタマイズ性を求めるハイエンド層をターゲットとしており、日本のプレミアム鉄道旅における大きな転換点となる [1, 3]。

「Supreme Class」として展開される新サービスは、N700S車両に1人用と2用個室の両方を備える [1, 2]。東京ー新大阪間の1人用個室の片道料金は4万2390円に設定されている [1]。これらの個室は特定の車両に配置され、7号車に2人用個室、10号車に1人用個室が設けられる [1, 2]。

新サービスの予約受付は2026年9月15日に開始される [1]。導入当初は、上下線合わせて1日あたり約12往復の運行を予定している [1]。JR東海は、2026年度末までにこの運行本数を1日約30往復まで拡大する計画だ [1, 3]。

同路線でこのような個室設備が提供されるのは、100系個室車の引退以来、23年ぶりとなる [1]。また、同社は2027年度に「半個室」の座席を導入し、座席オプションをさらに多様化させる意向だ [1]

JR東海は、現在のラグジュアリー基準を超える空間を提供することで、サービスの差別化を図ることが目的であるとしている [1, 3]。

東京ー新大阪間の1人用個室の片道料金は4万2390円に設定されている。

「Supreme Class」の導入は、変動する旅行パターンに対応するため、超富裕層市場へと戦略的に軸足を移したことを反映している。標準的な贅沢運賃を大幅に上回る価格設定と施錠可能な空間の提供により、JR東海は大量輸送の効率性から、スピードよりも隔離された空間を重視するビジネスエグゼクティブや富裕層観光客をターゲットとした「ブティック」的な鉄道体験へと移行しようとしている。