米国務長官のマルコ・ルビオ氏は2026年5月23日(土)、外交訪問のためコルカタに到着した [2]。
今回の訪問は、米国が安全保障と貿易においてニューデリーとの関係を深めようとする中、インド太平洋地域における関係の戦略的再編を示唆している。米国務長官によるインド訪問は14年ぶりとなる [2]。
ルビオ氏は4日間の日程で訪問し [1]、コルカタ、デリー、アグラ、ジャイプールを巡る予定だ。滞在期間中、ナレンドラ・モディ首相およびS・ジャイシャンカル外相とのハイレベル会談が行われる [1]。
協議の議題は、特に国防、エネルギー、貿易という戦略的セクターにおける協力に焦点が当てられる [1]。また、米国、インド、日本、オーストラリアの戦略的パートナーシップである「Quad(クアッド)」内での協力についても議論される見通しだ [1]。
二国間の貿易や安全保障にとどまらず、今回の訪問は重要なインテリジェンスの橋渡しとしての役割も担っている。ルビオ氏は、ドナルド・トランプ大統領と中国の習近平国家主席の間で予定されている首脳会談について、ニューデリー側に説明を行う見込みだ [1]。
コルカタへの到着は、ニューデリーでの主要会談を前に外交的絆を強化するために設計された、複数都市を巡る旅程の第一歩となる [2]。
“今回の訪問は、米国務長官による14年ぶりのインド訪問となる。”
今回の訪問のタイミングは、トランプ政権と習政権による直接交渉を前に、米国が中国に対する主要な対抗軸としてインドを優先していることを示唆している。Quadの協力や国防についてニューデリーと調整することで、米国は北京とのハイリスクな首脳会談を前に、地域の同盟国との足並みを揃えようとしている。





