マツダ株式会社は2024年5月21日、全面的に刷新したSUV「CX-5」を日本国内で発売した [2, 3]。

今回の刷新は、より厳格化する環境規制への対応と、過去10年間で約40%減少した [4] 国内販売台数の回復に向けた戦略的転換を意味する。マツダはディーゼルパワートレインをハイブリッド技術に置き換えることで、Mazda2の販売終了 [4] に伴う市場ポジションの安定化を目指している。

CX-5にとって、前回の2012年の大幅刷新以来、9年ぶりとなる初のフルモデルチェンジとなる [3]。同社はパワートレイン戦略を変更し、ディーゼルエンジンを廃止してシンプルなハイブリッドシステムを導入した [2, 5]。これらの変更に加え、最大15.6インチに達する大型インフォテインメントスクリーンを含むインテリアのアップグレードも実施されている [1]

刷新されたSUVの価格は、約330万円からとなっている [3]。マツダはこの車両を、会社の業績回復に向けた極めて重要な資産として位置づけている。CX-5はすでに世界的に大きな成功を収めており、世界累計販売台数は500万台を超えている [2]

マツダ株式会社の継呉(けご)勝宏社長は、2024年5月20日に東京で開催された記者発表会で、同車の重要性について語った [3]

「CX-5はブランドの中核モデルである。快適性や使いやすさを含め、あらゆる面を磨き上げた」と継呉社長は述べた [3]

今回の発売は、国内市場において同社が不安定な時期を過ごした後のものである。ハイブリッドシステムへの転換という決定は、業界全体の電動化へのトレンドを反映しているが、マツダはこの特定のモデルにおいて、完全な電気自動車(EV)への移行ではなく「シンプル」なハイブリッドアプローチを選択した [2, 5]。

「CX-5はブランドの中核モデルである。快適性や使いやすさを含め、あらゆる面を磨き上げた」

世界的に最も成功しているモデルにおいてディーゼルから脱却したことは、乗用車市場における圧縮着火エンジンの不可避な衰退を認めたことを意味する。2012年以来ほぼ変更がなかった車両にハイブリッドシステムを導入することで、マツダは伝統的な内燃機関と完全電動化の間の溝を埋め、国内市場シェアのさらなる流出を食い止めようとしている。