Modernaは、今後予定されている複数の製品発売を主導するため、エステル・バンキュー(Ester Banque)氏を新たな最高商業責任者(CCO)に任命した [1]。
このリーダーシップの変更は、Modernaが単一のCOVID-19ワクチンで知られる企業から、多角化した製薬企業へと移行していることを示している。商業運営を管理するベテランエグゼクティブを据えることで、同社はmRNAベースの医薬品ポートフォリオを拡大し、市場での存在感を高めることを目指している。
バンキュー氏は以前、ZoetisおよびBristol Myers Squibbのシニアエグゼクティブを務めていた [1]。彼女の任命と併せて、社内の責任範囲の再編が行われており、これにはスティーブン・ホージ(Stephen Hoge)社長の役割拡大も含まれている [2]。
これらの組織的な転換は、最大3つの新製品の展開に向けて同社を位置づけるためのものである [3]。これらの発売は2027年から2028年の期間に予定されている [4]。
期待されるパイプラインには、季節性インフルエンザワクチンとノロウイルスワクチンが含まれている [5]。さらに、ModernaはインフルエンザとCOVID-19の両方を標的とした混合ワクチンの発売を計画している [5]。
同社はマサチューセッツ州ケンブリッジに本社を置く [6]。リーダーシップの更新は2024年6月16日に発表された [6]。
“Modernaはエステル・バンキュー氏を新たな最高商業責任者に任命した”
今回の再編は、Modernaがパンデミック対応から長期的な商業的持続可能性へと焦点を移していることを示している。Bristol Myers Squibbのような既成の大手企業での経験を持つCCOを雇用することで、Modernaは競争の激しい季節性呼吸器ワクチン市場で戦い、COVID以外の適応症へと拡大するために必要なインフラを構築している。



