ナレンドラ・モディ首相は2024年6月29日(日)、ナショナルデー(建国記念日)祝典の主賓として、セーシェル国民議会で演説を行った。
今回の訪問は、インド洋地域における海上パートナーシップと安全保障協力を深化させようとするインドの戦略的な後押しを意味している。立法府と直接的に関わることで、インドはこの島国にとっての貿易および地域の安定における主要なパートナーとしての役割を強固にすることを目指している。
モディ首相は、ビクトリアで国民議会にて演説した初のインド首相となった [3]。演説の中で、首相は両国間のパートナーシップの規模と結びつきを強調した。
「この国民議会で演説する初のインド首相として、皆様の前に立てることを特別な光栄に思う」とモディ首相は述べた。「私は、14億人のインド国民からの温かい挨拶と最善の願いを携えてやってきた」 [1]。
同首相の訪セーシェル日程は3日間にわたった [2]。この外交ミッションは、特にインド洋における海上利益を保護するために設計された安全保障および貿易の枠組みに関して、二国間関係を強化することに焦点を当てた。
当局者は、今回の訪問が海路の監視や貿易インフラの開発など、両国が共通の利益を持つ分野での協力を強化することを目的としていると述べた。この注目度の高い訪問は、インドの広範な地政学的戦略において、小島嶼国の重要性が増していることを裏付けている。
“モディ首相は、ビクトリアで国民議会にて演説した初のインド首相となった。”
今回の訪問は、インド洋の島嶼国に対するインドの外交において、より直接的な立法府への関与へとシフトしたことを示している。セーシェル国民議会で前例のない演説を行ったことで、インドは海上ドメイン意識(MDA)と貿易のコネクティビティを優先しつつ、他の地域的な影響力に対抗し、主要な安全保障の保証人および経済パートナーとしての地位を確立しようとしている。


