インドのナレンドラ・モディ首相がセーシェル国民議会で演説し、同国首相として初めての快挙となった [1]。
今回の訪問は、両国が海上保安と気候変動への耐性強化を目指す中、インド洋地域における戦略的な関係深化を示すものである。この外交上の節目は、セーシェルの独立50周年にあわせて実現した [2]。
議会の手続きの中で、モディ首相は「ガーディアン・オブ・ザ・ブルー・ホライズン(青い地平線の守護者)」賞を授与された。首相は演説の中で、ガルバ(舞踊)からチャツネ(調味料)に至るまでの文化的なつながりに触れ、共有された遺産と海洋的な結びつきを強調した [1]。また、今回の演説はモディ首相にとって、外国の議会で演説する20回目となった [2]。
モディ首相は、海上保安やデジタル協力など、インドとセーシェルのパートナーシップにおけるいくつかの重要な柱を強調した。また、環境脅威に直面している島嶼国にとって不可欠な課題である「気候正義」の必要性についても言及した。
保安と環境以外に、首相はトレーニングの連携や能力構築についても議論した。これらの取り組みは、専門知識の共有や教育交流を通じて、両国間の専門的な結びつきを強化することを目的としている [1]。
今回の訪問は、インド洋地域に対するインドのコミットメントを再確認させるものである。デジタル領域とセキュリティに焦点を当てることで、インドはセーシェルの黄金の祝年(独立50周年)において、主要なパートナーとしての役割を確固たるものにすることを目指している [2]。
“モディ首相は、セーシェル国民議会で演説した初のインド首相となった。”
今回の訪問は、インド洋における影響力と安定を投影することを目指すインドの「SAGAR(地域のすべてにとっての安全と成長)」ビジョンを強調するものである。気候正義と海上保安においてセーシェルと足並みを揃えることで、インドは他の地域的な影響力に対抗し、信頼できる安全保障提供者および開発パートナーとしての地位を確立しようとしている。



