ナオミ・キャンベル氏は6月16日火曜日、チャリティ理事としての資格停止処分に対する不服申し立ての証言を行うため、ロンドンの裁判所に出廷した [1]。
この裁判の焦点は、英国のスーパーモデルであり「Fashion for Relief」の創設者であるキャンベル氏の法的地位にある。キャンベル氏が勝訴すれば、英国でのチャリティ資金管理を禁じている資格停止処分が覆ることになる。
この処分により、キャンベル氏は5年間にわたりチャリティの理事を務めることが禁じられている [2]。チャリティ委員会(Charity Commission)は、Fashion for Reliefにおける深刻な資金管理不備の証拠が見つかったとして、2024年にこの制限を課した [3]。キャンベル氏は2025年、この決定に対する不服申し立てを行った [4]。
チャリティ審判所の聴聞会において、キャンベル氏は財務上の不正疑惑について言及した。彼女は、自身は不正の加害者ではなく、操作の犠牲者であったと述べた。
「私は騙されていた」とキャンベル氏は語った [5]。
キャンベル氏は、管理不備の原因を外部の人物や、リソースを転用させるために用いられた欺瞞的な手法にあるとした。また、資金を誤誘導するために偽のメールが使用されたと述べた [6]。
一部の報道では、この欺瞞に別の理事が関与していたことが示唆されているが、キャンベル氏は自身の法的代理人にも責任を向けた。「詐欺と欺瞞について、私は弁護士を責める」とキャンベル氏は述べた [7]。
今回の手続きは、チャリティ委員会の当初の認定が5年間の資格停止に値するか、あるいは詐欺と欺瞞に関するキャンベル氏の証言が、審判所が制限を解除する十分な根拠となるかを判断することを目的としている [2]。
“「私は騙されていた」”
この法的争いは、英国のチャリティセクターにおける著名人の創設者の責任を問うものである。もし審判所が、専門のアドバイザーや仲間に騙されたというキャンベル氏の弁護を認めた場合、チャリティ委員会の焦点は創設者の監督責任から、それを支える法的・行政的インフラの責任へと移る可能性がある。

