Netflixは、リオデジャネイロで開催されたRio2Cカンファレンスにおいて、ブラジルで制作される初のオリジナル医療ドラマ『MED』の立ち上げを発表した [1]

この動きは、南米における同ストリーミングプラットフォームのコンテンツポートフォリオを戦略的に拡大させるものである。医療ドラマというジャンルに参入することで、Netflixはブラジルのラインナップを多様化し、地域的なストーリーテリングや視聴者の関心をより幅広く取り込もうとしている [3]

新シリーズには、ブラジル人女優のクララ・モネケが出演する [1]。発表は2026年5月27日、ブラジルの視聴覚産業に焦点を当てた映画・テレビカンファレンス「Rio2C」にて行われた [1, 2]。

同社が導入するプロジェクトは『MED』だけではない。Netflixはこのイベントで、新たに5つのブラジル作品を公開した [5]。この広範なラインナップには、法廷ドラマなどの様々な新ジャンルの探索が含まれており、同社は現地制作の基盤を強化することを目指している [1]

ブラジル製オリジナル作品を増やすこの動きは、世界的な成長を促すために非英語圏のコンテンツに投資するという、業界全体の広範なトレンドを反映している。主要市場において制作価値の高いドラマに注力することで、ブラジル国内のみならず国際的な視聴者にも響く「ローカル・フォー・グローバル」なヒット作を創出することを狙いとしている [3]

業界アナリストは、医療ドラマは世界的なテレビ番組の定番である一方、これまでのNetflixのブラジル・オリジナルカタログでは十分に表現されてこなかったと指摘している [4]。地域で高く評価されている才能であるモネケを起用したことは、国内の多くの視聴者をシリーズに惹きつけることを意図している [1]

Netflixがブラジル初の医療ドラマ『MED』を始動

『MED』の立ち上げは、ブラジル市場におけるジャンル特化型のストーリーテリングへの転換を意味している。一般的なドラマを超え、医療や法廷手続きのような専門的なフォーマットに移行することで、Netflixは米国発のプレステージ・ドラマの成功を再現しつつ、現地の才能と文化的背景を活用して国際的な視聴者数を拡大しようとしている。