ノバスコシア州の長期ケア施設職員らが、ケープブレトンにある新しいヘルスケアセンターの建設現場でピケッティングを行った。

この抗議活動は、州のケアセクターにおける危機の深刻さを浮き彫りにしている。賃金と安全性を巡る労働争議が、高齢者ケアサービスの安定性を脅かしている状況だ。

カナダ公務員職員組合(CUPE)が代表を務める職員らは、2024年4月中旬から州全域でストライキを展開している。州政府との交渉において、賃金の改善と労働条件の向上を求める要求が受け入れられず、交渉が決裂したことで労働争議は激化した。

ストライキの規模は大幅に拡大している。2024年5月21日時点で、ノバスコシア州全域でストライキに踏み切ったCUPEの長期ケア施設ローカル支部の数は35に達した [2]。この集団行動には、約3,500人の組合員が参加している [2]

争議の初期段階では、特定の施設で影響が見られた。ルーネンバーグ特別ケアホームの職員100人以上が、48時間前のストライキ予告を行った [1]。これらの職員は、2024年4月25日(土)からピケッティングを開始できる権利を得ていた [1]

これまでの抗議活動の多くは既存の施設に焦点を当てていたが、今回のケープブレトンでのデモは、新設のヘルスケアセンター建設地を標的にした。この動きは、新しいインフラ整備を妨げることで、組合側の不満を世間に周知させようとする戦略への転換を示唆している。

ストライキは少なくとも6週間にわたって続いており、長期ケア労働力の持続可能性を巡り、組合と政府の間で膠着状態が続いている。

ノバスコシア州全域でストライキに踏み切ったCUPEの長期ケア施設ローカル支部の数は35に達した。

今回の激化は、CUPEが施設ごとのピケッティングから、州のインフラプロジェクトを標的にする戦略へと移行していることを示唆している。新設の建設現場で抗議を行うことで、組合側はヘルスケア能力の物理的な拡大と、持続可能な労働モデルの必要性を結びつけて主張している。つまり、スタッフを惹きつけ、定着させるための競争力のある賃金がなければ、新しい建物を作っても効果がないと論じているのである。