スペインのコレクターたちが、パニーニ社製の2026年FIFAワールドカップ公式ステッカーの入手困難に直面している。需要がサプライチェーンの供給能力を大幅に上回っているためだ。
この不足は、2026年大会の規模拡大を反映したものであり、収集熱がメーカーの現在の流通能力を超えるレベルに達している。
今年の大会には48チームが出場し [1]、公式アルバムのステッカー総数は980枚に増加した [1]。このセットの拡大が需要を急増させ、スペイン全土やア・コルーニャなどの都市にある売店から在庫が消え、オンラインショップでも完売状態となっている。
パニーニ社は、消費者の旺盛な需要に追いつくのに苦慮している。同社の編集ディレクターであるフアン・ペドロ・マルティネス氏は、従業員向けのボックスさえ用意できない状況だと述べた [3]。
この希少性のせいで、多くのコレクターが二次市場(転売市場)へと向かっている。RTVEの記者は、希少なコレクターズアイテムが1,500ユーロで取引されることもあると伝えている [4]。
一部のコレクターは公式ルートで追加在庫を確保しようと試みたが、成功していない。ある匿名のコレクターは、「He pedido más, pero no hay(さらに注文したが、在庫がなかった)」と語った [2]。
ポルトガルからの報告では、ステッカー熱が国中を席巻しているとされるが、スペインの状況は依然として深刻だ。大会が近づくにつれ、各地域の売店ではアルバムやパックをほぼ入手することが不可能であると報告されている。
“「従業員向けのボックスさえない」”
今回の不足は、FIFAワールドカップが48チーム体制に拡大したことによる直接的な結果である。ステッカー数を980枚に増やしたことで、パニーニ社はコンプリートを目指すコレクターにとってより困難な目標を提示することとなり、それが自然と販売量の増加を招いた。同時に、希少アイテムが高値で取引される二次市場の変動性を高める要因となっている。





