韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領は、国民の力の候補者を支援するため、大田(テジョン)でキャンペーン支援イベントを開催すると発表した [1]

この動きは、経済的な変動期において朴前大統領の影響力を活用し、有権者を動員しようとする保守政党の戦略的な取り組みを示している。同党がアウトリーチ活動を強化する中、今回の登場は最近の大邱(テグ)でのキャンペーン訪問に続くものである [1, 2]。

地方選挙まで残り10日と迫る中での介入となる [1]。国民の力は、物価上昇や不安定な通貨市場を具体的に挙げ、民主党による経済管理の失敗にメッセージの焦点を当てている [1, 2]。

同党の批判の中心となっているのは、1ドル=1,500ウォンを超えた現在のウォン・ドル為替レートの状態である [1]。党関係者は、この高レートが長期化している状況を「緊急事態」と表現している [1]

国民の力の首席報道官である崔宝允(チェ・ボユン)氏は、「このような恐ろしい、長期的な高レート状況は、極めて異例の緊急事態である」と述べた [1]

大邱や大田といった主要地域を巡る朴前大統領のツアーは、保守層の支持を固めることを目的としている。生活費の高騰と通貨価値の下落に焦点を当てることで、同党は来たる選挙を「経済能力を問う国民投票」として位置づけようとしている [1, 2]。

「このような恐ろしい、長期的な高レート状況は、極めて異例の緊急事態である」

朴槿恵氏が積極的な選挙活動に復帰したことは、国民の力が地方選挙での勝利を確実にするために、既成の保守的な有力人物に依存していることを示している。1,500ウォンの為替レートをプラットフォームの柱に据えることで、同党はマクロ経済の不安定さを、現政権の財政管理に対する有権者の直接的な不満へと転換させようとしている。