ペンパ・ツェリン氏が、チベット中央行政評議会(Central Tibetan Administration)のシキヨン(代表)として、2期5年の任期に就任する宣誓を行った [1], [2]。
今回の任命により、チベットの自治やダライ・ラマ後継者の選出を巡り中国政府との緊張が続く中、チベット亡命政府の継続性が確保されることになる。
就任式は2024年5月27日 [3]、インドのヒマチャル・プラデーシュ州ダラムシャーラで執り行われた [4]。式典当時58歳だったツェリン氏は [1]、2024年2月に実施された選挙を経てリーダーに就任した [1]。
ダライ・ラマ14世もダラムシャーラでの同イベントに出席した [3]。ツェリン氏の2期目の焦点は、亡命政府の指導体制を維持し、平和的な対話への取り組みを再確認することにある [2], [5]。
この指導部の移行は、チベット中央行政評議会が、ダライ・ラマの後継者を承認するという中国側の主張に引き続き異を唱えている中で行われた [5]。亡命政府は引き続きインドに拠点を置き、中国国外に住むチベット人の政治的代表としての役割を担っている [4]。
シキヨンの役割には、亡命チベット人コミュニティの行政事務の管理や、国際舞台におけるチベット人の権利の擁護などが含まれる [2], [4]。
“ペンパ・ツェリン氏がシキヨンとして2期5年の任期に就任する宣誓を行った”
ペンパ・ツェリン氏の再選は、チベットのディアスポラ(離散民)の間で安定への要望があることを示している。指導部を維持することで、チベット中央行政評議会は、チベット自治の正当性とダライ・ラマの精神的後継を巡る中国との継続的な思想的闘争、および外交的努力において、一貫した姿勢を示すことを目指している。




