米国国防総省は、コロラド州のシャイアン山周辺で観測された「ジャガイモ型」の未確認空中現象(UAP)に関する詳細ファイルを公開した [1, 2]。
今回の公開は、未確認異常現象(UAP)に関する透明性を高めようとする国防総省の広範な取り組みの一環である。これらの記録を機密解除することで、政府は長年秘密に包まれていた目撃事例について、公的な明確化を提供することを目指している。
文書によると、2022年に米陸軍の兵士5名がこの目撃情報を報告した [2]。事案は午前9時35分頃に発生した [1]。兵士たちは、コロラドスプリングス近郊のシャイアン山の上空で物体がホバリングしているのを観察した [1, 3]。
公開された資料の中で、物体の外見に関する報告にはわずかな差異がある。一部の記述ではUAPを「ジャガイモのような形」と表現しており [4]、別の報告では「鱗のようなジャガイモ」と記述されている [2]。このような特異な表現にもかかわらず、国防総省はこの事案を「未解明のケース」としている。
この特定の事例は、新たに公開された72件のUAPケースという大きなバッチに含まれていた [2]。これらの機密解除ファイルに共通する傾向として、国防総省は物体の起源や飛行パターンの性質について決定的な説明を示していない。
シャイアン山周辺は重要な軍事インフラが集まっており、そのため空中監視や異常な目撃事例の焦点となることが多い。兵士たちの報告は、従来の識別を拒む物体との軍事的な遭遇事例を蓄積するデータベースに寄与することになる。
“2022年に米陸軍の兵士5名が目撃を報告した。”
72件の新たな事例が公開されたことは、UAPの研究を正常化し、軍によるこうした事象の報告に伴うスティグマ(負の烙印)を軽減しようとする米国政府の体系的な取り組みを示唆している。シャイアン山のような高セキュリティ地域での目撃を認めることで、国防総省は議論を陰謀論から、大気および国家安全保障分析の枠組みへと移行させている。



