スコットランド国民党(SNP)の元事務総長ピーター・マレル氏は、2024年3月7日、党から40万ポンドを横領したとして[1]、罪を認めた。
ニコラ・スタージョン前州首相の元夫であるマレル氏によるこの自白は、スコットランドで最も有力な政治組織の一つにおける重大な信頼違反を露呈させることとなった。
マレル氏はグラスゴー治安判事裁判所で、個人の贅沢品に資金を不正流用したことを認めた。「私は自らの行動と、それによって引き起こされた損害について責任を認める」とマレル氏は述べた[2]。
裁判所の記録と報告書によると、盗用した資金で幅広い贅沢品が購入されていた。これらの品目には、モーターホーム、ジャガー、そして1,475ポンドの万年筆が含まれている[1]。また、マレル氏は1,200ポンドの宇宙望遠鏡[5]や、2,000ポンド以上の価値があるデザイナーズのソルト&ペッパーシェーカーを購入していた[5]。
支出は家電製品や娯楽品にも及んでいた。マレル氏は3,000ポンド[5]から3,200ポンド[3]の価格の高級コーヒーマシンのほか、ビデオゲームの『Grand Theft Auto』を購入していた[1]。その他の購入品には、デザイナーズ傘や60ポンドのブレッドケースが含まれていた[3]。
ニコラ・スタージョン前州首相は、この支出について距離を置いている。「元夫が購入した品物について、私は一切関知していない」とスタージョン氏は述べた[4]。
SNPはこのスキャンダルに対し、内部改革を約束することで対応している。党の広報担当者は、信頼を裏切られたことに深い失望を表明し、より厳格な財務管理を確保するための措置を講じると述べた[3]。
“「私は自らの行動と、それによって引き起こされた損害について責任を認める」”
本件は、SNP内部の財務監視体制における深刻な不備を象徴している。一人の幹部が40万ポンドを横領し、それが即座に検知されなかったことで、同党は財政管理のあり方や、指導部の個人的な関係における透明性について、信頼性の危機に直面している。





