ナレンドラ・モディ首相は2024年6月16日(土)、G7サミットへの出席および二国間会談のためフランスに到着した [1]。
今回の訪問は、インドとフランスのパートナーシップを深化させると同時に、G7の枠組みの中でインドを「グローバルサウス」の主要な代弁者として位置づける戦略的な取り組みを意味している。外交的な関心は、技術協力と共通の地政学的利益に重点が置かれている。
モディ首相はニースに降り立ち、そこでエマニュエル・マクロン大統領と会談する予定だ [2]。これらの協議は、G7フォーラムを緊密な協力の触媒として活用し、両国間の戦略的パートナーシップを向上させることを目的としている [3]。二国間会談の後、首相はG7サミットが開催されるエヴィアン=レ=バンへ向かう [2]。
訪問の一環として、モディ首相は「Bharat Innovates 2026」プラットフォームを開設する [4]。この取り組みは、インドのイノベーション・エコシステムをフランスのパートナーに提示し、ハイテク分野での合弁事業を促進することを目的としている。同プラットフォームは、両国の起業家や研究者が新興技術で協力するための架け橋となる [4]。
二国間アジェンダ以外に、モディ首相はG7サミットを利用してグローバルサウスのニーズを主張する意向だ [5]。インドがサミットに参加することで、経済的公平性や持続可能な開発に関する問題を世界的な舞台で提起することが可能となる [5]。
今回の訪問は、2024年6月16日から17日にかけての高レベルな外交活動期間中に行われる [1]。日程は、サミットでの公式な多国間外交と、「Bharat Innovates」の立ち上げを通じた的確な経済外交を組み合わせたものとなっている [3, 4]。
“インドはG7サミットでグローバルサウスの代弁者となる”
G7サミットと「Bharat Innovates 2026」の立ち上げを同時に行うことは、インドが外交戦略を欧州との「テック第一」のパートナーシップへと移行させていることを示唆している。フランスをゲートウェイとして活用することで、インドは自国のイノベーション・エコシステムを欧米の基準に統合させると同時に、グローバルサウスの発展途上国の代表としての役割を明確にしようとしている。



