ナレンドラ・モディ首相は2024年6月16日、欧州訪問およびG7サミットへの出席のため、フランスのニースに到着した [1]。
今回の訪問は、「グローバルサウス」の主要な代弁者としてのインドの役割を強調するものであり、ニューデリーとパリの二国間関係を強化する。モディ首相は、エマニュエル・マクロン大統領や他の世界的な指導者らとハイレベルな会談を行い、世界の安全保障と経済協力について協議する予定だ [2]。
ニースに到着したモディ首相は、数百人のインド系移民に迎えられた [3]。また、市当局者や大臣を含むフランスの政府高官らによる歓迎も受けたと報じられている [4]。首相はニースから、G7サミットが開催されるエヴィアン=レ=バンへ移動する [5]。
インドがG7のフォーラムに参加するのは、今回で13回目となる [6]。サミットの会合は2024年6月16日から17日にかけて予定されている [7]。モディ首相の行程には、地域内の戦略的パートナーシップを強化することを目的とした二国間協議が含まれている。
なお、今回の訪問期間については報道により異なっている。6日間の欧州ツアーとする情報がある一方で [8]、フランスとスロバキアに焦点を当てた5日間の訪問とする記述もある [9]。いずれにせよ、首相の議題はG7サミットと、欧州の国家元首との重要な外交会談を中心に据えている。
エヴィアン=レ=バンでのサミットにモディ首相が出席することで、インドはG7の正式メンバーではないにもかかわらず、世界最大の先進経済国の議題に影響を与えることが可能となる [2]。
“インドにとって13回目となるG7フォーラムへの参加”
インドが加盟国ではないにもかかわらずG7サミットに繰り返し招待されていることは、G7がニューデリーを不可欠な地政学的パートナーとして認めていることを示している。インドはG7とグローバルサウスの架け橋となることで、これらのサミットを利用して発展途上国の懸念を国際舞台で増幅させると同時に、西側諸国との戦略的な安全保障および貿易協定を確保しようとしている。



